長い長い歴史を持つ中国茶、銘柄の数もとんでもなく多く、その正確な数字は把握が難しいと言えます。同種のものがたくさんあればあるほど、グルーピングしたくなるのが人のサガであり、体系的学問や組織体産業の基本になります。

そんな中国茶を、最終製品の特性・特徴と、それらを生み出す製法に着目して分類したのが「6大基本茶類」。

日本人の多くの方は、何も言わずお茶が出されても、「緑茶」と「紅茶」は区別することができます。実は意識せず、色や味や香りといったお茶の特徴の差異を認識しているわけです。

そんな特徴が、「緑茶」でも「紅茶」でもないお茶がゴマンとあり、それらを共通する特徴別に4つのグループ「黄茶」「黒茶」「白茶」「烏龍茶（青茶）」を加え、合計６つのグループにしたものが「6大基本茶類」ということです。

■六大基本茶類セット(各3g×7種)
新昌龍井（緑茶）
君山銀針（黄茶）
白牡丹（白茶）
清香凍頂烏龍茶（烏龍茶）
安渓祥華鉄観音（烏龍茶）
祁門紅茶（紅茶）
特級プーアール茶（黒茶）

そんな「6大基本茶類」のそれぞれを大代表するお茶を選んでセットにしたのがこちら。「烏龍茶類」は、属するお茶の特徴が幅広いので2種を入れて、全7種のラインナップになっています。

広大で茫洋とした中国茶世界へのはじめの一歩として、どうしても偏った茶類を購入してしまう方の仕切り直しに等々、楽しくお役に立たせていただけますように‼

「白茶」とは、思い切りざっくり表現すると、摘み取った茶葉を放置した後に乾燥して仕上げる、極めてシンプルな製法で作った茶類のこと。

簡素な製法ゆえの茶葉本来の自然な香味に魅せられて、「白茶」をお買い求めに遊茶にいらっしゃるお客様が増えているのを感じます。

そんな魅力いっぱいの「白茶」。色々試してみたいとのお声にお応えすべくご用意したのが、このアソートセット第二弾。

「白茶」として絶対に外せない「白毫銀針」「白牡丹」、ジャスミンティーに仕上げた「茉莉茶芯」に、ニューフェース「寿眉餅茶」を加えた全4種。「白茶」の魅力ととことんお楽しみいただけます。

■ホワイトティーアソート（３g×４種）
白毫銀針
白牡丹
寿眉餅茶 政和2024
茉莉茶芯（白茶ベースのジャスミンティー）

プーアール茶は、歴史的経緯より、最終的形態は圧縮されたものが主体で、いくつかある形の中で、1枚約350gの円盤型「餅茶」が中心。一方、プーアール茶と言えば、エイジングによって醸される熟成感を楽しむお茶の筆頭といえ、希少価値も伴ってヴィンテージが注目されるお茶でもあります。

さて、そんなヴィンテージプーアール茶の餅茶を、飲んでみたいと思っても、量といい価格といい、がなかなか手を出しにくいのが現実。そこで、一度は飲んでみたい！という、多くの方のお気持ちにお応えすべく、

緑茶製法による「生餅茶」2種と黒茶製法による「熟餅茶」2種の合計4種、餅茶を崩して各3ｇをセットにしました。

■プーアール餅茶アソート（３g×４種）
中茶黄印春芽極品生餅茶2002
六大茶山印級普洱茶生餅茶2011
中茶七五七二緑印熟餅茶1999
宮廷貢餅熟餅茶2011

1999年産と2002年産が各1種に2011年産が2種、これだけのヴィンテージプーアール茶を一気に体験できる機会はそうそうないかと。

数量限定での販売です。お見逃しのありませんように。

ひとつひとつ丁寧な手作業で作られる工芸茶。グラスの中の小さなサプライズは、見て楽しいだけではなく、茶葉や花の健康機能もうれしい、体に優しいお茶たちです。

5種の工芸茶は

◎馨花相印　茶葉、カーネーション花
◎茉莉仙女　茶葉、茉莉花、金盞花
◎心心相印　茶葉、千日紅、茉莉花、百合
◎百合花籃　茶葉、百合花、茉莉花
◎錦上添花　茶葉、千日紅、金盞花、茉莉花

【おいしい淹れ方】
透明なポットやグラスを用意。
花が十分に開くよう大きめで、縦長のものがおすすめです。
1.沸騰したお湯を１分程冷まします（90℃）。
2.茶葉にお湯を注いで2～3分後、花が開いたら飲みごろです。
3.茶水を1/3程残して湯を注ぎ足します。
4.4～5回、お湯を継ぎ足すことができます。