This Tea
奇蘭は1990年代初めに福建省から導入された品種。20年を経てしっかりとこの地に根をおろし、今や押しも押される名ソウに名を連ねています。武夷山では古より各岩山ごとに茶樹が自生していて、それぞれの自然環境の違いが茶葉の生育に影響し、多種多様な個性の巌茶が生まれる素地となっています。近年においては、外部からの品種の移植や交雑が行われ、今や巌茶の銘柄は800を下らないとも言われています。
Buyer's Memo
今年も奇蘭ならではスパイシーな香りと味わいは健在です。程良い焙煎が醸す、砂糖をほんのりと焦がしたような淡く上品な甘い香りが、煎を重ねるごと、蘭にも似た艶やかな花香へと移行していく様は思わず"お見事"と言いたくなります。
Data
6大茶類 青茶(烏龍茶)
産 地 (中国大陸)福建省武夷山
茶 樹 奇蘭
製茶時期 2018年6月
内容量 25g